看護師はどのくらいのペースで転職しているの?

看護師の転職回数ってどのくらいなの?

看護師は、医療業界でも特に離職率が高い職業として知られています。現状、現役の看護師の多くが転職を経験しており、生涯転職を経験しない看護師は非常に稀だと言われています。そこで、ここでは看護師の転職理由や転職回数などのデータを見ていきたいと思います。

現職看護師・待機看護師を対象とした転職に関するアンケート結果によると、転職経験者の割合はなんと79%にも上ります。これに対し、25~35歳男女の一般企業における転職経験者数の割合は約51%といわれており、比較すると看護師の転職率の高さが浮き彫りとなります。

さらに、転職を経験したことのある現職看護師の約45%が「再度転職をしたい」とアンケートに答えています。このことからも、看護師の場合は他の職種と比べ、転職を高いハードルとしてとらえていない人が多いことが伺えます。これは、看護師が常に人不足であり、転職先に困らないという背景があってこそのもの、とも言えるかもしれません。

では、看護師の平均転職回数はどの程度のものとなっているのでしょうか? 看護師は他の業種と比較して転職回数が多い職業です。その転職理由も、キャリアアップや給与アップを目的としたもの、結婚や出産、介護など家庭の事情によるものなど様々ですが、看護師として働く期間が長くなればなるほど、転職回数も多くなる傾向にあります。

看護師としての勤続年数別の転職回数は、以下の通りとなります。

3~9年 1.4回
10年~19年 2.6回
20年以上 2.9回

経験や実績が大きな武器となる看護師という職業の場合、1~3年程度の臨床実績しかない方は、以下に人不足の医療業界であっても、転職が非常に厳しくなるという実情があります。そのため、3年未満で転職を検討する方というのは少ないという実情があります。

しかし、3年以上の勤務実績があれば看護師として即戦力となると考えられるため、転職をする場合、比較的多くの求人を見つけることが可能です。そのため、看護師歴3年以上から転職を希望する方が徐々に増えるようになり、10年を超えると2~3回の転職回数は珍しくなくなる、という流れになるようです。